2017/08/29

久々の更新です。
今回はSIerからweb系のベンチャーに転職していて、実際に感じたことについて書いてみたいと思います。
ずばり、タイトル通りWeb系ベンチャーの社員はなぜか「楽して楽しそうに稼いでる」と言われることについてです!
なぜ楽して楽しそうに稼いでると言われるのでしょうか?これには実際に転職して直接言われたことないけど、なんとなく世間的にそう思われているんだろうなー
って思ったので書いてみました!さらに、SIerからWeb系ベンチャーに行けば自分もイケてるエンジニアになれると思っている甘い転職希望者にも参考になればと思います。
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「楽して楽しそうに稼いでる」わけではない理由その1
決して楽ではない!!
大手の人が余っている超大企業ではない上に、急成長することが求められるので、
常に頭を使います!
サービスの数値から常にコンバーション率やアクティブユーザー数
売り上げ金額などの変化を見ながら、サービスの改善やグロースハックの案を出します。
楽そうに見えますか?(笑)
言うなら、営業とそんな変わりませんよ。
ただし、違うことは紙の書類や外周り、余分な雑務などは一切なく常にサービスのことを考えられる点でしょうか。
「楽して楽しそうに稼いでる」わけではない理由その2
自分たちで課題の解決策を描く!
先ほど常に数値に追われていると書きましたが、数値を改善するための課題はすぐに解決するようにしなければなりません。
そのため、なぜ数値が下がったのか?何をすればいいか?どうやって改善するか?いつやるか?を考え
解決策をまとめなければいけません。
「楽して楽しそうに稼いでる」わけではない理由その3
最速でプロダクトを造る!
そして理由2でまとめた解決策を実行するために、プロダクトの修正や追加をあっという間に仕上げて
リリースしなければなりません。
普通の大手と同じようなスピードやっていたら遅いのです!
「楽して楽しそうに稼いでる」わけではない理由その4
リソースは限られている
最速でプロダクトを作るにはどうすればいいか?
簡単です。少人数でひたすら取り組むんです。
ただし、無理な残業などはしません。
残業して頭は働かなくなってしまっては本末転倒な上にバグが大量にでるからです。
我々は、最速で、高品質に仕上げなければなりません。
常に集中力との闘いです。
「楽して楽しそうに稼いでる」わけではない理由その5
さらにそこまでやっても、利益に繋がらなければさほど価値はありません。
多くの人々の生活を変え、豊かになったとしても、自分たちの生活も豊かにならなきゃ意味ないでしょう(笑)
私たちに利益ないとボランティアになってしまうし、そんなんでは良いサービスを世に提供し続けることができません。
つまり、稼がないとダメなんです。
利益の上がらない仕事をして誰にも使われないサービスを量産しても意味ないんです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
確かに、Web系ベンチャーの社員は渋谷や新宿、六本木の高層ビルにオシャレなオフィスを構え、
私服で勤務しキラキラしたマーケ、営業女子と仕事していて、「楽して楽しそうに稼いでいる」ように見えますが、
決してそういうわけではありません。
とはいえ、自分たちが作ったサービスのユーザー数が指数関数的に伸び、利益も上がっていく様子は最高に楽しいですし、
なにより、ユーザーがそのサービスを使って最高の体験を得られたなら、それが本当に我々の原動力になります。
楽ではありませんし、常に楽しいと言えないかもしれませんが(笑)