2017/08/29

そろそろ就活のためにOB・OG訪問をする学生が増え、リクルートスーツを着る学生を見るようになってきました。
そこでついこの間学部生からのOB訪問メールで大学院進学と就職で悩んでいると相談を受けたので、大学院に行くにしてもより自分の成長に効果のある選び方を書いてこうと思います。
大学院進学は一人で悩んでいても始まりません。
最善の選択をするためにも早めに先輩に相談しましょう!
先輩に相談しよう。
大学院に進むのが本当に正しいのか、自分のやりたい研究があるのか、
修士課程じゃなくて博士号を取る選択もあるのか、就職した方がいいんじゃないか。
など色々と悩む時期かもしれません。
そんな時は大学院に進学している身近な先輩や他大の大学院在籍者などにアポを取って積極的に連絡してみましょう。
他大の大学院在籍者へのアポの方法としてはいきなり連絡を取るのもありですが、まずは自分が在籍している研究室の先輩の友人を当たってみましょう。
あるいは研究室訪問中に学生を紹介してもらえるように教授にメールで事前連絡をしておけば大抵学生を紹介してもらえます。
その際には遠慮なく気になってることを相談しましょう。
海外調査や海外滞在のチャンスがある研究室を選ぼう
出来れば海外調査や海外滞在のチャンスがある研究室を選びましょう。
ボランティアやワーホリ、語学留学よりよっぽど充実した海外生活が送れますし、海外の優秀な研究者たちと英語で議論をしながらプレゼンもし他の学生にはないスキルが身に付きます。
また途上国の海外調査では海外での生き方や逞しさ、または英語だけでなく現地の人と触れ合うことによるコミュニケーション能力や多言語スキルも磨かれます。
そのためにはある程度英語を勉強しておく必要がありますが、TOEICの勉強と簡単な英会話を勉強しておくことがお薦めです。
特に英会話であれば値段も安く講師も豊富なレアジョブがお薦めです。
学会誌に論文を沢山通してる研究室を選ぼう
大学院の研究室の実績は就職というよりあくまで研究です!
その際の判断基準として、
どこの学会で賞を取ったか
どこの学会誌に論文が掲載されたか
権威ある科学雑誌に論文が載ったか
学生が学会に沢山論文を投稿しているか
などが重要になってきます。
研究室のホームページや、研究室の教授の名前でCINIIやGoogle scholerなどで検索したりググったりして情報を集めてみましょう。
2年間を無駄にしないためにも情報収集が重要です。
就職実績もちゃんとある研究室を選ぼう
とはいえ研究室で研究し続けても博士課程に進まないのであれば就職するかと思います。
大学院生活で学んだ知識やスキルなどは必ず企業に入ってからも役に立ちますし、理系の国立大学院であれば選択肢も多いです。
そんな時に重要なのは必ず研究室の就職実績や大学院の就職実績も確認して下さい。
研究室訪問でも確認できますし、HPに載せている研究室も今は多いです。
特に理系の大手メーカーだけでなく総合商社や外資金融、国家公務員など幅が広ければなおグッドです。