2017/08/29

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バルセロナで開催されたMWC2016ですが、その開催日前の21日、以前からリーク情報があったLG G5がついに発表されました。
バッテリー交換可能な構造が気になっており、そちらについて何度かお伝えしてきたのですが…それだけではなく度肝を抜かれるような機能が備わっていました。LGすげぇ!!
引用元:GIZMODE
新情報のモジュラー構造とは何?
新たにLG G5が備えた機能は、「モジュラー構造」というものです。
ガンクリップ型とも呼ばれるバッテリー着脱方式を持つLG G5ですが、スマホの下部にバッテリーをくっつけて本体に差し込んであります。
モジュラー構造というのは、このスマホの下部分を違う機能を持ったモジュールにバッテリーをくっつけて本体に差し込むことで、スマホの機能を拡張するものなのです。
MWC会場でお披露目されたモジュールは「LG CAM Plus」と「LG Hi-Fi Plus」の二つ。
品用元:GIZMODE LG CAM Plus
LG CAM Plusはカメラ用のグリップとシャッターなどの操作系スイッチに1200mAhの追加バッテリーがついたモジュールです。
両手グリップ、片手グリップともにグリップしやすくなっており、ディスプレイタッチではなくモジュールについたスイッチでシャッターを切れるためブレの低減が期待できますね。
またカメラはバッテリーを結構食いますが、追加バッテリーがあるおかげで安心できます。
LG Hi-Fi Plusは、ハイレゾ対応のDACとアンプ、つまりはポータブルヘッドホンアンプの機能を内蔵するモジュール。
これがあればお手軽にハイレゾが楽しめるわけです。
現在公表されているのはこの2つのモジュールで、サードパーティがモジュール開発可能なのかはまだ未定のようです。
もしサードパーティが開発できるのなら、かなりの広がりを見せそうです。
はっきりいってこれはスマホの革命と言っても過言ではないと思います。
例えばゲームコントローラーやクレジットカードリーダー、小型スキャナーなどアイデアはいくらでも出てくるでしょう。
パソコンに繋がなければできなかったこと全てが、本当に全てがスマホ一台ですんでしまうかもしれません。
私はスマホの進化はもう頭打ちで、今後はUIや使いやすさをメインとした進化をしていくだろうと予測していましたし、何度かそれも記事中に書いていました。
それがこんな形で、いい意味で予想を裏切られるとは思いませんでした。。。
LG G5の特徴を再度確認!やはりデュアルカメラがカッコイイ・・・
モジュラー構造ばかりに目を奪われてしまいましたので、LG G5の基本的なスペックその他をおさらいしておきましょう。
●OS:Android6.0
●プロセッサ:Snapdragon820
●メモリ:4GB
●内蔵ストレージ:32GB
●外部ストレージ:microSDカード対応
●メインカメラ:標準カメラ→1600万画素、広角カメラ→800万画素
●フロントカメラ:800万画素
●電池容量:2800mAh
●大きさ:幅73.9㎜×厚さ7.7mm×高さ149.4mm
●重さ:159g
フルメタルボディを採用したことで、LG G4の最厚部に比べて2mmも薄くなっていますね。
また幅も3mmほど細くなっています。
重さは4gしか変わっていないので、フルメタルボディに変更したことで増える重量を軽くするために横幅が細くなったのかもしれません。
そして、やはり搭載してきましたデュアルカメラ。
引用元:GIZMODE
広角側と標準どちらで撮影するかを選択でき、また同時に撮影した画像を合成もできるとのこと。
デュアルカメラの特性を考えれば、かなり幅広い写真作りができそうです。
なにより見た目にもカッコいいですね!
やはりここはLG CAM Plusを使って、写真を撮りまくりたいところですねー!
まとめ
リーク情報からは想像もつかないような構造を組み込んできたLG G5。
これはいい意味でも悪い意味でも今年の目玉になると思います。
サードパーティが開発でき、LGが積極的にいろいろなモジュールを開発・投入していけば、一気に盛り上がるかもしれません。
ただLG G5の売り上げ次第では、これ一度限りでモジュラー構造が終わってしまうかもしれない、そう考えるとぜひこの素晴らしい機能を残してほしいですね・・・(笑)
スマホに新たな可能性を提示したLG G5。
発売は今年上半期中とのこと。
早く手に取って見てみたいですね!