2017/08/29

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ハルブタ@palpal_uraです。
就活もぼちぼち始まるということで、IT企業で働きたいって考える人もいると思います。
そこで筆者が社会人になってから読み始めて、なんで就活のときには読まなかったんだろう・・・
と後悔したお薦めの本を主に就活生の方に向けて順次紹介していきます!
そもそもITビジネスってなに?を考えるために
第1弾はこれ!「ITビジネスの原理」
この本でいうITビジネスは、SIerのシステムを開発して導入するビジネスではなくWebを対象としているためWeb業界を志望している人向けな内容ではあります。
著者の尾原さんがGoogleにいたという経歴からも当然といえば当然ですね!
本の内容としてはWebを中心とするITビジネスがどのように収益をあげているのか。
Googleがなぜ成功したのか。
情報がどのような進化をたどっていくのか。
コミュニケーションがインターネットを通じてどう変わったのか。
ITが今後どのような場所へと向かっているのか。
などが著者の経験を踏まえて書かれています。
この章は読むべき!
本の構成は5章構成で、どの章も読みやすくIT業界の人間でなくても
内容が入りやすい言葉で伝えてくれています。
出来れば全ての章をしっかり読んで欲しいのですが、筆者が読んで重要だと思った章を3つピックアップしてみました。
第1章:ITビジネスは何で稼いできたのか
Web業界は何を売って利益を得ているのかの説明や、情報の価値、情報やノウハウの活用方法について書かれています。
基本的にはこの章を読むだけで、ぼやっとしていたWeb業界のお仕事について筆者は理解できました。

moleshko / Pixabay
第3章:ネットワークとコミュニケーション
インターネットが全ての端末から自由に接続できるような時代とは違って、
ネット回線ができたばかりのころはパソコン通信という閉じた世界の掲示板がコミュニケーションの主流でした。
掲示板は、情報が古いものから新しいものへと順次更新され、古い情報はされるフロー型のコミュニケーション。
それがインターネットの普及とともに、ウェブサイトというストック型のコミュニケーションンへと変わっていったのです。
ブログもそうですね!
そしてSNSの登場により、情報は、コミュニケーションはどのように変わっていったのでしょうか?
このようなインターネットとコミュニケーションの関係は、ぜひ理解しておきましょう!
第5章:ITの目指すもの、向かう場所
これから先、情報によるコミュニケーションはどのような場所へと向かっていくのでしょうか?
もはや、単に情報を与えて、受け取るだけではないです。
そもそももう言語を使ったコミュニケーションだけでなく、InstagramやPinterestのように非言語なコミュニケーションも流行っていますね。
ITのこの先を考えてみませんか?
まとめ
上の3つの章を読んでおけば、WebにおけるITビジネスについての根底は理解できるようになります。
しかし、飽くまでもWebに特化した内容なので、もっと幅広くIT業界の勉強がしたいかたはまた別の本も読むといいでしょう!
とくにITコンサルタントやSIerの仕事はもっと違う形のビジネスですからね。